3びきのかば
あるそうげんに タロウ ジロウ ゴロウ という 3びきのかばの子がいました。
あるそうげんに タロウ ジロウ ゴロウ という 3びきのかばの子がいました。
タロウ ジロウ ゴロウ の3びきのかばが いつものようにあそんでいると・・・
3びきのかばが、いつものようにあそんでいます。 「ねえ、かくれがつくらない?」 と、きゅうにゴロウがいいだしました。 「おもしろそう!」
あおぞらコーポ。これがこのお話のぶたい。 ちょっとへんな名まえだから みんなすぐにおぼえてしまう。
カナ、エリ、ショウ、ミナ、サトルが あおぞらコーポの前で話している。サトル「ぼくの部屋こない?星が見えるんだ。」
まほちゃんは何かを作るのが大好きです。 布、ビーズ、毛糸、木などいろいろな材料を使って作ります。 まほちゃんは自分が作ったものを友だちにあげるのが好きです。 友だちもまほちゃんの作ったものが好きです。
ある時、マルにてがみがとどきました。 だれからだろう? さしだし人の名前がありません。 とりあえずマルはてがみをあけてみました。 そこにはこんなことがかいてありました。
よる ベットにはいって ふと、まどの方を見ると カーテンのすきまから 月のひかりが さしこんでいる あっ わたしはおきあがると まどのところまでいき カーテンをあけて まどをあけて そらを見た
そのおばあさんはいつもパグをつれて散歩している。 飼い犬に似ている人はよくいるが おばあさんもそのパグとよく似ている。 おばあさんがパグを飼い始めたころ 近所の子どもたちは散歩に行くおばあさんたちをめずらしそうにながめた。
「キクちゃん、引っ越すんやって」 おかあさんが言うのを聞いて、タカトはおどろいた。キクちゃんはかならずとなりに住んでいて、タカトにとっての主要登場人物だから、引っ越していくなんて、考えたこともなかったし、引っ越すと聞かされても、そんなことがありえるとは思えなかった。
あかねの家の近くに大きなカシの木がある。 あかねはこのカシの木がとても好きだ。 葉っぱが風に吹かれるときのざわざわという音が耳に心地いい。 下から見上げると、すきまからもれる光がきれい。 時々、あかねはカシの太い幹にさわり、耳をすまし、確かめる。 生きている。木の息づかいが聞こえる気さえする。 友だちに見られたら笑われるかもしれないなと思う。 でもあかねはたまにそうやってみたくなるのだった。
あるところにフータというくまの子がおとうさん、おかあさんとくらしていました。 フータは外であそぶのが大好きなのですが、 家のまわりは車がしょっちゅう行ききしていて とてもきけんです。
あるところに、仲の良いおじいさん、おばあさんがいた。 おじいさんもおばあさんも80歳を越えていた。 もうそれほど働けないが、家の近くの畑で野菜を作りながら、 暮らしていた。
ぼくは別にピアノがきらいじゃない。 練習もいやじゃない。 だけど、 「ピアノの先生やピアニストになるにはもっと練習しないとね」 とこんなふうに言われるのがいやなんだ。
ゆうがたのてんきよほうで あしたはゆきがふるっていってる やったー ぼくはゆきをみたことがないんだ すごくたのしみだな おにいちゃんもよろこんでる
あるところにサイとキツネがいました。 なんでこいつはいつもたいどがでかいんだ。 サイはキツネのことをそうおもっていました。 こいつはいつもきどってやがる。 キツネはサイのことを そうおもっていました。 そんな2ひきのきょうつうてん。 それはちかくにすむシカのことがすきということです。
用事が済んだときには、もう外は薄暗かった。これからにぎわうであろうこの通りでは、あちらこちらの店で灯りがともり始めている。 おなかすいたなあ。ぼくは何か食べてから帰ることにした。何を食べよう?
―天国で― 「ああ、ピアノひきたいなあ」 「おまえうまかったもんなあ、ピアノ弾けへんのはつらいやろ」 「天才ジャスピアニスト、早すぎる死、くやしいなあ」 「自分でゆうか? おれも、お前の車の助手席に乗ったこと、悔やむわ」 「もしかして、根に持ってる?」 「ちょっとな」
ある町の近くの森にいじわるなまほう使いが住んでいました。 いつも町の人をこまらせて楽しんでいました。 色とりどりの花だんの花を真っ黒にしたり、 大きな石を道の真中において通行のじゃまをしたり、 公園のすなばに巨大なあなを開けたりというぐあいです。 町の人はきっとまほう使いのしわざと思っていましたが、 そのすがたはだれも見たことがありません。
このおはなしは、以前ギフト用絵本としてつくったものです。 主人公はあなた、またはあなたのえらんだ人です。 ○○○に好きな名前を入れてよんでみてね。
このおはなしは お誕生日のおはなしです。 ○○○にお誕生日の子の名前を入れて、 ☆月☆日に誕生日を、 △△に年齢を入れてよんでみてね。
わたしはにんぎょう だけどふつうのにんぎょうじゃない しゃべりかけられると返事ができる 「うん」 か 「ううん」 だけだけれど 大きな声には「うん」と ちいさな声には「ううん」と返事をする
夜中、ある骨董屋で。 『この店に来て一週間くらいですね。もう慣れました?』 『ええ、少しは・・・』 『ところで、あなたの歳をきいていい?』 『私? 私は百三十歳くらいじゃないかしら』
これは、ある小さな村でのおはなし。 ある時、子どもたちがいつものように、寺の近くであそんでいます。子どもたちの中にジュウゴという男の子がいました。ジュウゴはいたずら好きで、友だちのものをかくしたり、だましたりします。
作 今村陽子
絵 今村敏樹
京都市在住
読んでいただいた方の心のどこかに響いてくれたらうれしいです。
(掲載している作品は2000年から2005年頃に作ったものです)