ミニブゥのプレゼント

このおはなしは
お誕生日のおはなしです。
○○○にお誕生日の子の名前を入れて、
☆月☆日に誕生日を、
△△に年齢を入れてよんでみてね。

☆月☆日
きょうは○○○のたんじょう日です。
おたんじょうかいをしてもらい
プレゼントをたくさんもらいました。
よるになってねるじかんになりました。
○○○はふとんにはいりましたが
きょうもらったプレゼントが気になり
ねむれません。
○○○はこっそりふとんをぬけだすと
おもちゃをおいているところにいきました。

おや?
おもちゃばこのまえでなにか
うごいています。
○○○はびっくりしました。
「こんばんは。ぼくミニブゥ。」
「きみはどこからはいってきたの?」
「ぼくはまほうつかいだから
どこからでもはいれるさ。」
「まほうつかい?
どうしてここにいるの?」
「ぼくたびのとちゅうなんだけど
おなかがすいちゃって。
ねえ、なにかたべるものある?」
○○○はケーキをあげました。

「ありがとう。おいしいケーキだったよ。」
「たんじょう日のケーキだよ。」
「きょうたんじょう日だったの?」
「うん。きょうで△△さいになったの。」
「おめでとう。きみのなまえなんていうの?」
「○○○」
「じゃあぼくから○○○に
なにかおいわいするよ。」
ミニブゥはしばらくかんがえて
「そうだ!」
なにかいいことをおもいついたようです。

「きみにいろんなものを見せてあげるよ。」
「いろんなもの?」
「さあ目をとじてごらん。
ぼくがいまからきみをたびにつれていくよ。」
とミニブゥがいうので
○○○は目をとじました。
「いまから三つかぞえたら目をあけてね。
1、2、3、いいよ。」

○○○のまえに
ひろいすなばがあらわれました。
「うわあ!すなだらけ。すなしかないよ。」
○○○はしゃがむと
りょう手ですなをすくってみます。
「ここはさばくっていうんだよ。」
「ふうん。あ!らくだがいる!」
○○○はらくだをおいかけようとしましたが
らくだはとつぜんけむりのようにきえました。

「あれ?」
○○○はわけがわかりません。
気がつくとすなはこおりにかわっています。
「ここはなんきょくだよ。」
「なんきょく?」
「ちきゅうの一ばんみなみがわだよ。
ほら、ペンギンもいるよ。」
「ほんと!かわいいね。」
○○○はペンギンにちかづこうとしましたが
ペンギンはさっときえました。

「またきえた。」
○○○ががっかりしていると
水のなかからがばっと何かがとびだしました。
「きゃあ!」
○○○はおもわずひめいをあげました。
気がつくとひろいうみのまんなかで
ミニブゥといっしょにいかだにのっています。
「こわいよー。あれはくじら?」
「そうだよ。」
ばしゃ。
またくじらが水のなかからあらわれました。
「すごい!めちゃくちゃおおきいね。」

ざぶん。
くじらがうみのなかに
すがたをけすと
あおいうみはきえ、
○○○はミニブゥと
はらっぱにすわっていました。
「あれ?ここはどこ?」
「アフリカだよ。」
ドンドン。
そのときなにか大きなものが
やってきました。
ぞうです。

目のまえをつぎつぎぞうがとおりすぎます。
「わあ!ぞうがいっぱい。ふまれたらたいへん!」

ぞうのむれが
とおりすぎると
しろっぽいけむりのようなものが
あらわれました。
「ねえミニブゥここはどこ?」
「そらだよ。ぼくたち
くもの中にいるんだよ。」
気がつくとききゅうに
のっています。

「すごい!下に見えるのはどこ?」
「きみのすんでいるまちだよ。」

そのときだれかのあしおとがきこえました。
「○○○ぼくもういかなくちゃ。
さあ目をとじて。」
○○○は目をとじました。
「1、2、3、いいよ。」

○○○は目をあけました。
おもちゃばこがみえました。

「じゃあぼくいくね。」
「たのしかったよ。ありがとう、ミニブゥ。」
○○○とミニブゥはあくしゅをして
さよならをしました。

「いまだれかとおしゃべりしてた?」
「ミニブゥだよ。」
「ミニブゥ?」
「うん、プレゼントをもらったんだ。」