水のなかのクリスマス

このおはなしは、以前ギフト用絵本としてつくったものです。
主人公はあなた、またはあなたのえらんだ人です。
○○○に好きな名前を入れてよんでみてね。

今日はクリスマスイブ
○○○は水そうをのぞいておもいました
クリスマスなのになんだかさびしそう

そこで夏にうみでひろってきた貝がらを
水そうにいれてみました
とてもきれいです
でもまだものたりません

そこでこんどは
きらきらひかるリボンをいれてみました
リボンは水にうかんでしずみません
するとどうでしょう
いっぴきのさかながリボンのはしをくわえ
水のなかにぴっぱっていきました

○○○がおどろいて見ていると
そのさかなはリボンを水くさに
からめています
これでリボンはうかんできません
とてもきれいです

つぎにいろとりどりのビーズをいれてみました
いくつかは水くさにひっかかり
いくつかは下におちました
さかなたちは下におちたビーズをひろうと
水くさにかざりつけをはじめました
○○○はまたおどろきます

なんてすてきなんでしょう

水そうのなかはもうさびしくありません
でも○○○は
もっとかざりつけがしたいなあとおもいました
クリスマスツリーからいくつかかざりをはずし
水そうにいれました
さかなたちはうれしそうに
くるくるかざりのまわりをおよいでいます

○○○はうれしくなって
クリスマスのうたをうたいはじめました
するとうたにあわせてさかなたちが
おどりはじめました
○○○はさかなたちといっしょに
クリスマスパーティーをしているきぶんです


そのときしかけどけいが
よなかの12時をしらせました
「はやくねないとサンタさんがやってくる」
○○○はさかなたちに
「おやすみ」
といってベッドにはいりました

こんなてがみをのこして・・・
「サンタさんいつもありがとう
かえるまえに水そうのなかをのぞいてみてね
○○○より」